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← 制作日記の一覧2026-10-08

「一つ直したら別の場所が壊れる」を、何回やれば気が済むのか

漫画版は、文章以上に修正が終わらない。

この頃は4〜8頁をまとめて生成するところまで進んでいた。

毎回固定しているはずなのに、タグの大きさが変わる。

1頁ではトワの腰くらいだった頭が、別のページでは胸や肩の高さまで来る。

犬サイズのはずが、気を抜くと狼になる。

台詞でも同じ。

話者が入れ替わる。 右から左に読むはずのコマが、左から右になる。 「二十五分」と書いているのに、スマホ画面は前後で同じ。 「写真。」という台詞の意味を取り違えて、タグに撮らせる場面なのにトワ自身がカメラを構える。 フェンス内の作業区画なのに、別のコマでは普通の帰宅客がその辺に立っている。

規約の文章はもっと危ない。

小説に無い一文を、画像生成側がそれっぽく作る。

『規約喰い』でこれをやられると洒落にならん。

さらに8頁の修正では、「古い規約」という言葉を受けて、チェック役のClaudeが「古い紙っぽい質感にしよう」と余計な解釈を指示に入れてしまった。

スマホで見てるデジタル規約やのに、なぜ紙まで老化するのか。

ここで俺がClaudeにかなり強く言った。

勝手な解釈を足すな。 最適化バイアスするな。 指示された箇所以外を触るな。

漫画版では「良くしよう」とする追加演出が、そのまま原作改変になる。

なので、

修正点を見つける ↓ すぐ画像生成しない ↓ ChatGPT自身でも他に壊れていないか確認 ↓ Claudeにも見せる ↓ 修正点が確定してから生成

という順番へさらに変更した。

4〜7頁は採用。

8頁だけ再修正。

漫画生成で一番時間を食っているのは、絵を作る時間より「AIが勝手に気を利かせた部分を元に戻す時間」かもしれない。

この時点で、完成している漫画ページだけ先に公開も始めた。

公開直後の漫画版は8ビュー、スキ1。

まだ1話すら完成していない。

※この日出てきた言葉の説明

・最適化バイアス: 指示どおり作ればいいところで、AIが「もっと良くしよう」と独自の変更を加えてしまうこと。今回の制作では禁止事項になった。

『規約喰い』は生成AIを使って制作しています。作品の紹介と話数一覧はこちら。