Claudeに読ませたら、中国簡体字から条文ズレまで普通に見つかった
第1章を公開して、「なかなかええやん」で終われば楽やった。
終わらなかった。
全文をClaudeにも読ませて校正してもらったところ、かなり具体的な指摘が返ってきた。
まず一発目。
「第七码頭」の「码」が中国語の簡体字になっている。
日本語なら「碼」か、今回の文章なら「埠頭」を使うべきところに、AI生成で別言語の字が混ざっていた。こういうのは内容以前の問題で、商業作品なら普通に恥ずかしい。
さらに時系列。
依頼人が23時48分にサービスを使い、日付が変わってから問題が起きているのに、本文の時間表現が一部噛み合っていなかった。
もっと厄介だったのが規約。
本文で「第○条」と呼んでいる内容と、章末資料の条文番号が一致していない箇所があった。
『規約喰い』でこれは致命的や。
規約を使って謎を解く漫画なのに、肝心の規約番号が間違っていたら成立せえへん。
さらに、本文中に出てくるペナルティの条件と、実際の章末規約に書いてある発動条件にも差があった。
Claudeからは文章面でも、「〜ではない。〜だ。」型の言い切りや一行改行が続きすぎてAIっぽく見える部分、同じ表現を短い間隔で使っている部分なども指摘された。
全部読み直して、ChatGPTに修正版を作ってもらった。
第1章6話と章末資料、計7ファイルをまとめて修正。
ここで俺の中でも制作方法が一段変わった。
ChatGPTに書かせて終わりではない。
ChatGPTで原案と本文を作る。 Claudeに第三者として突っ込ませる。 俺が「それは直す」「そこは残す」を判断する。 またChatGPTで修正する。
AIを二つ使えば自動的に正しくなるわけではない。
むしろAI同士に殴り合わせて、最後に人間が止める方式になった。
※この日出てきた言葉の説明
・簡体字: 主に中国本土で使われる簡略化された漢字。日本語本文へ意図せず混入していた。
・校正: 誤字だけでなく、設定、時系列、規約番号などの整合性も含めて確認した。
『規約喰い』は生成AIを使って制作しています。作品の紹介と話数一覧はこちら。