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← 制作日記の一覧2026-09-29

第2章は、名前と計算ミスを一度捨ててから作り直した

第1章を直したあと、そのまま第2章へ。

最初に考えたテーマは「退会できないサービス」。

退会申請を出しているのに処理が終わらない。使うたびに何かが更新されて、本人は辞めたいのに契約だけが残り続ける。

第1章が「無料」の裏側なら、第2章は「退会する権利」を扱う方向になった。

ただ、章を作る前から俺が止めたところが二つある。

一つはサービス名。

最初にAIが出した名称が「LOOP」系やったけど、現実には読みが近い電動キックボードなどのサービスがある。

内容は違っても、読みや見た目が近すぎる。

わざわざ実在サービスを連想させて、後で面倒になる可能性を残す意味がないので却下した。

もう一つは日付。

依頼人が「17日前に退会申請した」という設定なのに、AIが「48時間で完了するなら2日前には終わっている」という計算を出してきた。

いや、ちゃうやろと。

17日前に申請して48時間なら、15日前には終わっている。

こういう単純な数字のミスでも、そのまま小説に入ると作品全体が一気に雑に見える。

そこで第2章は一度構成を戻し、サービス名も含めて作り直した。

最終的な舞台は「水鏡生活圏統合ID」、通称「水鏡ID」。

玄関、電力、給水、非常通報、宅配、地区内交通など、生活インフラが一つのIDにつながっている街を舞台にした。

章タイトルは「退会できない街」。

全6話の構成を作り、各話を生成した。

この時点で、俺がやっていることは「AIに小説を書かせる」だけではなくなってきた。

AIが高速で案を出す。

俺が現実のサービスとの衝突や、数字、違和感を止める。

また作り直す。

その繰り返しで、少しずつ『規約喰い』のルールが固まっていった。

※この日出てきた言葉の説明

・水鏡ID: 第2章に登場する架空の生活基盤サービス。実在企業・サービスとは無関係。

『規約喰い』は生成AIを使って制作しています。作品の紹介と話数一覧はこちら。